PROFILE

 

木村  彩/SAYAKA KIMURA

 

慶応義塾大学文学部 卒業。

東京目黒の鷹美術研究所にてデッサンなど3年間の勉強期間を経て、

1993ー2017   建築パース画(建物等の完成予想イラスト)制作。

4人のチームで12年間で2500枚以上のパース画を制作した後、パートナー・正能 均と共に制作を続ける。

主な実績:AEONモール多数、JR東日本、公共図書館、都市計画 他

 

2006ー2017 HEART ARTプロジェクト 

電子絵本4作・イラスト・キャラクター、戦争体験絵本ボランティアプロジェクト等。

東京・下北沢で壁画「SHIMOKITA ZOO」(高さ2m x 長さ25m)を制作。

 

2014

てんてんアート原画作品「和の美・篆書の宇宙」シリーズを制作。

また、パートナー・正能 均とともにマーブリングアートの活動もスタート。

 

2015  10月

湘南平塚・大磯の山と海、川辺に近いところにアトリエを移転

 

2016

 

絵本原画「いのちをありがとう」

 

2017

「POPな浮世絵」「POP★WORLD」シリーズ。

 

2018    1月

作家名を「木村  彩」から「正能  彩」に変更。

 

 

 

◆ 影響を受けたアーティスト:伊藤若冲 草間弥生 Dick Bruna ほか 

 

◆ 趣味は自然の中で遊ぶこと。

    湘南平塚・大磯で、山道や川辺を歩いたり、砂浜をジョグしたり、海遊びを楽しんだり、

    自然からパワーをもらい、リフレッシュして制作しています。



◆ 画風について

 

長年、建築パース画を制作し、写実的なイラストレーションは多数描いてきたので、

アート作品を描くにあたっては、写実ではない画風にしたいと考えました。

また、幼少期から歌舞伎など日本の様式美の世界に魅了されていた事もあり

自分なりの様式美を追求していきたいと思っています。

 

 技法について

 

 使用絵具:アクリル絵具(ニッカー絵具・アクリックガッシュ)

ベースカラーの上に単色あるいは数色の「てんてん」を散りばめたテクスチャーを作り、

そのテクスチャーのバリエーションを組み合せて画面を構成しています。

様々な手法を試すなかで、シンプルな作業を積み重ねていく技法が自分に合っていると感じ

「てんてんアート」の技法に落ち着きました。

 

「てんてん」に込めた意味

 

大小様々、色彩も様々な「てんてん」が寄り集まって画面が出来上がる様子は

無数の生命が寄り集まってできている現実社会、そしてそれを広げた世界や宇宙の成り立ちにも通じる気がして

自分もその「てんてん」のひとつとして、今を生きているのだと感じています。